小児歯科の特徴
①むし歯治療
乳歯は、永久歯が生えると抜けてしまう歯ですが、約10%の人には永久歯がないといわれています。場合によっては永久歯のかわりとして、乳歯を大切に保存していく必要があります。
また、乳歯のむし歯は萌えかわりの永久歯に悪影響を与えてしまいます。そのため、乳歯のうちからしっかりと口の中の健康状態を保つこと、むし歯になってしまった場合はしっかりと治療することが大切です。
むし歯になりにくい健康で丈夫な歯を作っていきましょう。
②シーラント
奥歯は歯磨きが難しく、奥歯の溝はむし歯ができやすい場所です。そこにシーラント処置を行うことで食べ物がつまりにくくなるようにします。しかし、歯と歯の間のむし歯予防にはシーラントは使用できません。
小児歯科では年齢ごとに応じたむし歯リスクをお伝えし、日々のブラッシングやさまざまな観点からお子様および保護者の方に対して、予防の指導を行います。
③フッ素塗布
フッ素を塗る事で、歯質を強化しむし歯のリスクを軽減します。また、むし歯になりかけの部分の回復(再石灰化)を促進します。
特に萌えたての乳歯・永久歯はむし歯になりやすいので、フッ素塗布を定期的に行うことでフッ素を取り込み、むし歯予防を効果的に行えます。
④ラバーダムの使用
むし歯治療やシーラント処置の際に、安全に確実な治療のため、ラバーダムというゴム製のマスクのようなシートを使用します。
シートに穴を開け、治療する歯をシート上に出して治療を行います。
喉に物が落ちない、粘膜を傷つけないなど、治療時の口の中を安全に守ることができます。また、口や鼻はふさがっていないため、問題なく呼吸もできますのでご安心ください。
フクロウのもり こども歯科クリニック
〒641-0051 和歌山県和歌山市西高松2丁目7-8
073-460-0014
fukurou no mori-ddsc. All rights reserved.