定期検診の役割
①歯磨き指導
染め出し液を用いて、磨き残しを可視化します。
歯ブラシやフロスの使用方法、口腔内に合わせた磨き方の指導を行います。
②食事指導
食習慣はむし歯の発生に関係しており、一番の原因といっても過言ではありません。
間食の摂り方や水分補給の方法も大切です。
③習癖のチェック
からだの機能には、生まれながらに備わっているものだけでなく、生活習慣の中で身に着けていくものもあります。その中で無意識に行う良くない習慣的行動を習癖といいます。
歯の位置は歯を取り囲む舌・頬・口唇など筋肉のバランスに影響を受けていて、数十グラムという小さい力で動き出します。
成長期においては顎の骨も著しく成長します。良くない習癖により過剰な負担がかかると歯並びや咬み合わせに悪影響を及ぼします。
指吸い・爪噛み・舌癖・口呼吸といった口腔習癖が歯並びに悪影響を与えます。矯正治療に関らず、機能面での改善が大切です。
習癖指導によって機能的な問題を解消することで歯並びや咬み合わせの悪影響を取り除きます。
④クリーニング
普段の歯磨きでは残っている汚れを機械を用いてしっかり落とします。
また、歯の表面をつるつるにして普段から汚れが付きにくいようにします。
⑤むし歯のチェック
口の中の視診や、定期的なレントゲン撮影で見えない部分の確認を行います。
年齢ごとにむし歯のできやすい場所や注意すべきポイントをお伝えします。
⑥萌えかわりのチェック
異所萌出
永久歯が違う場所に出てくること。
永久歯のはえる向きを正して、本来のはえる位置まで引っ張り出す処置が必要となります。
乳歯晩期残存
永久歯は乳歯が抜けてからはえてきますが、乳歯が残っているにも関らず、永久歯が横から出てくる場合には乳歯を抜歯し、永久歯のはえる向きを正して本来の位置に誘導します。
フクロウのもり こども歯科クリニック
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